伐採木の意外な活用法

こんにちは緑の村18:00現在の気温8.8℃です。

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青空が広がる快晴の一日でした。

18時前でもまだ青空です。

 

昨夜、熊本を震源とした非常に大きな地震があり

いまだ余震が続いているようです。

 

諏訪でも震度1を観測したそうですが

緑の村では異常ありませんでした。

 

 

 

 

先日、山梨県にある山高神代桜を観に行きました。

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樹齢は2000年ともいわれている日本三大桜のひとつです。

地域の方を中心に大切に補修されながら

美しい花を咲かせています。

もう満開は過ぎていたのですが

その堂々とした姿に感動しました。

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この神代桜はお寺の境内にあるのですが

残雪のこる甲斐駒ケ岳、鳳凰三山をバックに

春の陽気が広がっていました。

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先日の管理地の伐採を行った中、キハダという木がありました。

 

パッと見ただけではわからないのですが

切り口や樹皮をはいだその中は、鮮やかな黄色です。

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染物に用いることで有名、とのことで

実際に染物をされるオーナー様に丸太ごとでおすそ分けさせていただきました。

 

時間がたって乾いてしまうとはぎにくくなるそうで

早速オーナー様は丁寧に、その樹皮をはいでらっしゃいました。

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ちなみに、染めるものの素材(綿、シルク、麻など)によっても

色の出方が異なるようです。

 

 

実はこのキハダは、染物以外にも、健胃作用があるそうで

生薬の黄檗(おうばく)として漢方薬にも含まれているそうです。

胃の弱いスタッフが実際にかじってみたら、

とても苦く、胃に染み渡った気がする、と言っていました。

 

 

 

このように緑の村で伐採した木が、

薪としてのみならず

楽しいモノづくりの材料として、また胃にやさしい生薬として(?)生かされるのはうれしい限りです。

 

 

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